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2024年11月23日
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パターンオーダー・・

2013年09月14日
ワードローブの話を。去年の9月末、以前から気になっていたパターンオー
ダーの仕立て屋さんのお店へ行ってみた。

結構な時間を掛けてじっくり採寸してハリスツイードのジャケットを作っ
てもらいました。

※これ自宅で撮ったのですが、よく撮れたと思いません?

着始めて分かった「サイズ感」と「バランス」の重要さ。そこからですね、
怒涛のワードローブ入替えが始まったのが(^_^;)

身体が小さいのでゆったり目のサイズを着てると何か「みすぼらしい」。。
ガッチリ体型な上に結構な年齢なので、若者向けのタイトサイズを着てると
「インチキ臭いオッサン」に見えます。

「人を見た目で判断してはいけない」とは言いますが、先入観なく、ぱっと
見たときの最初の印象は「当たらずといえども遠からず」とも言われてます。

結局行き着いた結論は、無理なく自分の身体に合ったサイズにする。という
事でした。

所謂吊るしを直してもオリジナルのデザインが変わるわけだから直す時点で
バランスは崩れる事になります。こうなりゃオーダーしかないだろうと思っ
たわけです。

オーダーと言うと敷居が高い。とか値段がべらぼうに高い。というイメージ
しかなかったのですが、現在お願いしているテーラーさんはそんな事はあり
ません。銀座の路面店や渋谷新宿のデパートに入ってるブランド店セレクト
ショップで置いている商品レベルと同じ品質のものなら格安です。

エンブレムなりのブランドロゴが入ればそれで価格が上がっちゃうと言うの
はバブルの頃から変わりません。まあそんなものです。

更に仕立て屋さんだと、以前作ってもらったチャコールグレーのブレザーの
メタルボタンを貝ボタンへ交換してもらい同じ生地を使ってパンツとベスト
を追加。手持ちのジャケットを再利用してスリーピーススーツへアップグレ
ード。と言ったリサイクルもできます。

ともあれツイードジャケット以降スーツ、ブレザー、スラックス、チノパン
更にはワイシャツまで仕事で着るものは殆どがここのセミオーダーのものに
変わりました。自分でも驚くくらい無頓着だったんだと思い知らされた上に
随分と勉強させられました。大した収入もないのに投資してきましたが後悔
はありません。所詮自己満足の世界ですからね(^^)

話は変わりますが、身なりに気をつけるようになると自然と街行く人達の
身なりにも目が行くようになります。世の中いかに無頓着な人とサイズが
あってない服を身につけている人が多い事か・・

それ以上に気になるのは色が剥がれたドレスシューズとよれよれスーツです。
皮の地肌が見えるまで履きたくった革靴は匂いまでしてきそうです。パンツ
の裾まで全く線が入っていなかったりすると、どんな素晴らしい人でも自分
の価値を無駄に下げてしまってるような気がしてなりません。

靴が汚れてきたら磨く。スーツはちゃんとクリーニングに出す。顔を洗って
歯を磨く。というレベルだと思うんですがねぇ。

何もオーダースーツが良いとかバンバン買えって言ってるわけではなくて、
ちょっと意識するだけで色んな事に気付かされるようになります。もう一つ
言えば、歳をとればとる程「身なり」には気を付けるべきだと思います。

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