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2024年11月27日
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1Q84・・

2012年06月17日
村上春樹さんの小説を久し振りに読んだ。文庫本だけど(^_^;)。全6巻、我ながらよく最後
まで読んだもんだと感心した。

最近だけど公共交通機関に一人で乗る時は読書をするようにしました。乗る路線や行先
は大体決まってきて、慣れちゃいました。乗ってる時間は退屈なんです。読書もしないと
日本語下手になるし、感じもどんどん忘れて行ってるし・・・

村上春樹さんの作品を初めて読んだのは中学生の頃。「風の歌を聴け」ですね。多感な
思春期の子供にはえらく面白い作品でした。続く2作目と3作目で「僕と鼠もの」シリーズ
は完結。その後何年か経って出版された「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
で理解不能に陥り、メジャーになった「ノルウェーの森」でミーハーな女性がテレビ取材を
受けてるのを見て終わりました。先入観があったんですかね、読んでも大して面白くなか
ったのを記憶しています。勿論他にも面白い作品はあるんですが、今回の「1Q84」文庫
化で久し振りに読んでみようかと思ったんですな。

感想?舞台が都内なんで読んでて風景をイメージし易かった。物語自体もそんなに理解
できないほどではなかった。構成もおもしろいと思います。でも何よりちょっと長すぎる。。
元より長編はあまり得意な方ではない上にあのエンディング?ではすっきりしないですね。

人は誰でも変わっていくもので、作家もミュージシャンも変化していくものだと思います。。
でも初期の作品の方が晩年になってからのものよりも良い。誰にしてもメジャーになる前の
ガツガツしてる頃の方が私は好きです。逆にメジャーになると「もういいかな」って思うのは
私だけだろうか・・・・・・
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